ココマイスター革財布の中でも1.2の人気を誇るマットーネ・ラージウォレットとブライドル・グランドウォレット。
どちらも確かな革と確かな作りの、質高き確かなメンズ革財布です。
ココマイスターで財布を購入する際に、マットーネ・ラージウォレットとブライドル・グランドウォレットの2つで迷う方も多いようですね。
こちらのページでは実際に2つの革財布を所有している管理人が、マットーネ・ラージウォレットとブライドル・グランドウォレットを徹底比較して紹介しようと思います。
目次
マットーネ・ラージウォレットとブライドル・グランドウォレット
これから画像を交えて2つの革財布の違いを解説していきますが、右がマット―ネ・ラージウォレットで左がブライドル・グランドウォレットになります。
※ココマイスターの返品保証や永年保証の詳しくは、次の記事でお伝えしているので良ければ併せて読んでみて下さい。
マットーネレザーとブライドルレザー【革の違い】
マットーネ・ラージウォレットとブライドル・グランドウォレットの最も異なる点が、使われている革の違いです。
マットーネレザー(画像左)は柔らかさと温かみがあり、ブライドルレザー(画像右)は重厚感と高級感があります。
マットーネ・ラージウォレットに使われているのは、マットーネレザー(画像左)。ブライドル・グランドウォレットに使われているのは、ブライドルレザー(画像右)です。
ブライドルレザーの特徴(ブライドル・グランドウォレット)
ブライドルレザーは数ある革の中でも最高峰の強度と耐久性を誇る、とても丈夫な革です。
だからこそ、長く使い続けることができる革財布を探している方には、要望に最も適した革財布になると思います。
そしてブライドルレザー最大の特徴でもあるブルーム(白い粉) これは、肉厚で耐久性のある牛革に染みこませたロウが革表面に表れたモノなんです。
ブライドルレザーの革表面に現れる白い粉は、革に染みこませたロウ。そして、革表面に現れる白い粉がブルームと覚えておいてください。
ブライドル・グランドウォレットを含め、ココマイスターのブライドルレザーを使用した革財布が手元に届いたばかりの頃は、下の画像のようにブルーム(白い粉)が必ず現れています。
このブルーム(白い粉)は、使っている間に自然に馴染んできますし、乾いた柔らかい布で簡単に拭き取ることもできます。これは、持ち主だけの楽しみ方ですね。
そして、ブルームが馴染んでくると姿を魅せる、艶やかで上品さの中にも重厚感のある表情が下の画像。
この深みのある表情は、スーツやジャケットとの相性が抜群に良いです。
下の画像は、新品の状態と1週間使用後のブライドル・グランドウォレットを並べた写真です。
こう見ると、雰囲気・表情がだいぶ変化しているのが分かりますよね。
ブライドル・グランドウォレットに使われているブライドルレザーは、購入直後よりも使い始めてからが「本当に楽しめる革」です。
特に、ココマイスターで扱っているブライドルレザーは、1000年以上の歴史ある製法を元に時間と手間をかけて作られたブライドルレザーを使用し、日本職人の手によって5カ月もの時間をかけて作り出される上質な革財布です。
マットーネレザーの特徴(マットーネ・ラージウォレット)
初めから程よい柔らかさと艶感のあるマットーネレザーは、本革本来の経年変化を最も味わい・楽しむことができます。
私の所有しているブランデーカラーは、味わい深い茶系の色合いへ。 茶系の色合いなら、より深みのある色合いへ経年変化していきます。
マットーネレザーは、革の表面に時間と手間のかかる「ガゼイン加工」という卵白を手作業で塗り込む加工が施されています。
これにより、本革本来の自然な風合いを壊すことなく、革表面に程よい艶感のある美しい表情になっています。
本革本来の表情を活かしたマット―ネレザーは、仔牛が生きていた頃についたバラ傷・トラ(小さなシワ)などがそのまま残されていて、1つ1つ表情が異なり世界に同じモノが2つとないのも特徴ですね。
それ故に、経年変化も十人十色。持ち主だけの味わい深い経年変化を楽しむことができます。
財布の厚みやファスナーの大きさが違う
財布の厚みは、ラージウォレットとグランドウォレット共に同じです。(ココマイスター公式ページにも載っていますが、財布の厚みは共に2.5cm)
財布の厚みは同じですが、よく見て確認するとジッパーの大きさが違いますね。
ジッパーの大きさだけでなく、スライダーと呼ばれる部分の大きさも違います。
ブライドル・グランドウォレットの方が重厚感があると感じられるのも、使っている革が異なる以外にも、ジッパー部分など細かい箇所に違いがあるからこそだと思います。
素材に合わせたデザイン設計がシッカリと考えられてますね。
マットーネとブライドルで内装も違う
続いてマット―ネ・ラージウォレットとブライドル・グランドウォレットの内装の違いについて解説していきます。
丸で囲った部分のラージウォレットとグランドウォレットの内装に、若干の違いがあるのが分かるかと思います。
縫製以外にもマットーネとブライドルでは、ブランドロゴの刻印が違います。価格が違うので差別化を図っているからだと思いますが、ブライドルの方が豪華ですね。
マットーネ・ラージウォレットとブライドル・グランドウォレットの比較まとめ
マットーネ・ラージウォレットとブライドル・グランドウォレットの外観や内装の比較は以上になります。
こうやって比べて見るまで私自身気がつきませんでしたが、2型の革財布を詳細に比較してみるとジッパーや縫製など結構違うところが多いんだなと改めて気がつきました。
マットーネ・ラージウォレットが全3色展開で、ブライドル・グランドウォレットが全5色展開なので、好みの色合いを見つけやすいのはグランドウォレットの方かと思います。
どちらの革財布も経年変化を味わい・楽しむことができますが、長く使える革財布を探している方は、ブライドルレザーを使用したブライドル・グランドウォレットを選ぶと希望にあった財布を選ぶことができますね。
ブライドルレザーは、数ある革の中でも最高峰の強度と耐久性を誇る革であり、上品さや高級感という点でもブライドル・グランドウォレットはマットーネ・ラージウォレットよりも上です。
マットーネ・ラージウォレットは高品質でありながら驚きの低価格で、本革本来の経年変化を存分に味わえる革財布です。
ただ、グランドウォレットも経年変化を楽しめるので、予算の許す方はブライドル・グランドウォレットを選ばれた方が後悔や失敗がないと思います。