財布の手入れをしたことがないと、「どうすればいいの」「何を使えばいいの」と疑問に感じるかと思います。
そこでこの記事では、本革財布の手入れ方法を、動画と写真を使って詳しく解説します!
手入れをしたことがない方でも、記事の通りに進めていくだけでOK
手入れをする革の種類も豊富に、ブライドルレザー、コードバンレザー、牛革の手入れ方法を書いているので、動画または写真を見ながら真似するだけで誰でも簡単に財布の手入れができるようになります。
手入れをすると財布の寿命が延びます。さらに、財布をきれいなまま使えたり、革の経年変化も楽しめるようになるので、このまま続きをご覧になってみて下さい。
目次
革財布の手入れ方法「超簡単バージョン」
財布の最も簡単な手入れ方法がこちらです。
定期的に、乾いた柔らかい布で乾拭きするだけ
基本的な革財布の手入れは「柔らかい布を使って乾拭きするだけでOK」です。
毎日、本革財布に触ることで、手の脂が革に移ります。手の脂が革の表面を保護するので、基本的な手入れは乾拭きするだけOKなんです。
また、革の種類によっては「オイルドレザー」といって、革の芯にオイルをたっぷりふくませている本革もあります。
オイルをたっぷり含ませているオイルドレザーも、基本的な手入れはからぶきだけでOKです。
しみ込ませたオイルが表面の方にも広がるので、革が乾燥しにくいからです。
乾拭きするだけでOKなら、とても簡単ですよね。
とはいえ、手入れをしてこなかった本革は、革が乾燥して、傷みやすい、水染みができやすい状態になっています。
その場合は、次でお話しするクリームを使った手入れをしていきます。
革財布の手入れ方法「クリーム使ったケア」
革の手入れ専用のクリームを使った、手入れ方法がこちら。
とても簡単ですよね。
動画で紹介した手入れ方法は、財布以外の革製品も基本的にすべて同じです(スエードなど、起毛系の革は違います)
本革を使った名刺入れ、キーケース、鞄、小銭入れ、ブーツ、ジャケットなどの手入れをする時にも参考にして下さい。
動画で解説した手入れ方法を、写真で解説します。
1:財布全体をブラッシングする
まず、革全体にブラシをかけて大きな誇りを飛ばします。
細かくて堅いゴミを飛ばすことで、乾拭きした時に革を傷つけずに済みます。
財布は大丈夫ですが、ブーツやレザージャケットは特にブラッシングが大事ですね。
砂や小石とか落とさないまま乾拭きすると、革を傷つけてしまうので。
2:革の表面を乾拭き
ブラシをかけたら、乾拭きして表面の汚れを落としておきます。
3:革にクリームを塗る
革の表面を磨いたら、柔らかい布に1円玉くらいのクリームを
とって良く伸ばし、革全体にしみ込ませるように塗っていきます。
クリームを手で塗る方もいますが、僕は指が臭くなるのが嫌なので、布に着けて塗ってます(笑)
指で塗っても、布越しで塗っても効果は同じなので、そこはお好みでやってみて下さい。
※革の手入れに使うクリームはとても重要なので、後ほど詳しくお伝えします。
4:革全体にブラシをかける
革全体にクリームを塗ったら、縫い目や革
に余分についたクリームをブラシをかけて飛ばしていきます。
5:財布全体の乾拭き
ブラシをかけて余分なクリームを飛ばしたら、仕上げに乾拭きをしましょう。
ここまでで大体5分くらいです。
6:仕上げに防水スプレー
乾拭きまで済んだら、防水スプレーをかけます。
防水スプレーをかけておくと、革に水染みができにくくなるのでおすすめです。
オイルをしみこませておくだけでも水染みはある程度予防できますが「大事な財布だから出来ることはやっておきたい!」という、私と同じ方は防水スプレーを使いましょう(笑)
防水スプレーが乾いたら、本革の手入れの完了です。
とても簡単ですよね。
手入れをしたラウンドファスナー長財布は↓こちらの財布です。
財布の手入れ方法に加えて、水染みや傷の直し方をお伝えした記事があるので、良ければ併せて読んでみて下さい。
手入れ方法の良くある質問Q&A
クリームをつけ過ぎたら染みになりませんか?
大丈夫です。
クリームをつけ過ぎたら、ブラシで落とすか、乾いた布で乾拭きしたら大体落とせます。
革が渇いてる方がシミになりやすいですからね。
柔らかい布って何を使えば良いですか?
着なくなったTシャツでOKです。
僕が使っている布も、着なくなったTシャツを切って使っています。
クリームって何を使えばいいですか?
革専用のクリームを使いましょう。
保湿剤とか色々入っているので、革が「俺生き返ったぜフォーーー!」みたいな表情になります。
逆に、食用油とか化粧クリームは使わない方が良いです。シミができることもあるので、革の見た目が悪くなってしまいます。
もし分からないことや、知りたいことがありましたら、この記事のコメント欄かメールフォームからご質問下さい。
革財布を綺麗にするおすすめクリーム
革の手入れに使えるクリームは種類がたくさんありますが、おすすめなのがこちらのクリーム。
コロニルというドイツメーカーの本革クリームです。
10年以上前のことですが、自分で財布やカバンを作ってしまうほど革製品が好きな先輩に教えてもらって以来、ずーーーーっとこのメーカーのクリームをつかっています。
他のクリームに比べて、革が生き返った表情や雰囲気が違うんですよね。
「よっしゃ!俺生き返ったぜダンナ!」みたいな風に見えるのです(笑)
クリームとしては値段が高い所がデメリットですが、財布以外にも本革を使った小物全般に使えます。
名刺入れ、キーケース、小銭入れ、ブーツ、レザージャケットなど、革製品全般これ1つで手入れできます。
財布を長持ちさせたい、きれいに使いたいという方は、コロニルの手入れクリームおすすめです。
偽物があったりするようなので、コロニルのクリームを購入する際は、正規品の販売店で注文してくださいね。
コロニルの手入れアイテムを詳しく解説した記事があるので、良ければ併せて読んでみて下さい。
ブライドルレザーの手入れ方法
ブライドルレザーの手入れ方法は、こちらの動画を参考にして下さい。
基本的な手入れ方法は、ここで紹介した
1:財布全体をブラッシングする
2:革の表面を乾拭き
3:革にクリームを塗る
4:革全体にブラシをかける
5:財布全体の乾拭き
6:仕上げに防水スプレー
と同じです。
「革が乾いてきたなぁ」「もう半年以上手入れしてないな」という時に、クリームを使った手入れをしてあげましょう。
※動画でもお話ししていますが、1年ぶりにブライドルレザー財布の手入れをしました(汗)
手入れをしたブライドルレザー財布は↓こちらの財布です。
コードバンレザーの手入れ方法
コードバンレザーを使った手入れ方法は、こちらの動画を参考にして下さい。
ブライドルレザーと同じく、基本的な手入れ方法と手順は同じです。
「革が乾いてきたなぁ」「もう半年以上手入れしてないな」という時に、クリームを使った手入れをしてあげましょう。
コードバンは、ちょっと手入れをするだけで新品の時以上に綺麗な輝きを発するので、手入れをするのが癖になるかもしれませんよ。
手入れをしたコードバン名刺入れは↓こちらの財布です。
牛革の手入れ方法
牛革の手入れ方法は、こちらの動画を参考にして下さい。
手入れをしているのはペンケースですが、牛革を使ったものなので、基本的な手入れ方法と手順は他の革と同じです。
というわけで、本革の手入れ方法は以上になります。
もし分からないことや、知りたいことがありましたら、この記事のコメント欄かメールフォームからご質問下さい。
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手入れ方法が分からなくて困っている人に教えられたら、きっと喜んでもらえるはずなので。
というわけで今回は以上になります。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました!