【絶望】財布を失くした、落とした時に中身を悪用されない為の6つの対処

この記事では、財布を無くした時にやるべき7つの手順を、やる順番のとおりにお伝えします。

 

財布を無くしたことに気付いた時の、あの絶望感。頭の中が本当に真っ白になって、テンパって何から手をつければ良いか分からなくなるかもしれません。

 

「クレジットカードを勝手に使われたらどうしよう」

 

「キャッシュカードでお金を引き出されたらどうしよう」

 

「個人情報を悪用されたらどうしよう」

 

焦る気持ちは痛いほどよく分かります。ただ、焦ると呼吸が浅くなるので脳に酸素がいかずに、余計パニックになりやすくなります。

 

まずは深呼吸をしましょう。

 

深呼吸をするだけで、今より頭がすっきりして焦る気持ちが和らぐはずです。

 

鼻からゆっくり息を吸って。息を吸った倍の時間をかけて、口からフーーっと息を吐きます。それを2、3回繰り返してみて下さい。

 

少しは落ち着けたでしょうか。

 

この記事は、上から順番にやっていけば手続きが全部終わるように作ってあります。今すぐ全部を理解しようとしなくて大丈夫です。1つずつ、確実に進めていきましょう。

 

その前に、無くした財布が戻ってくる可能性について、少しだけお伝えさせてください。

 

無くした財布は、戻ってくることがあります

 

中身の入った財布が届けられる確率は51%

中身の入った財布が持ち主に届けられる確率は、51%もあります。

 

まさか半分以上の人が、中身の入った財布を届けてくれるとは思わなかったのではないでしょうか。

 

51%という数字の根拠は、米ミシガン大学のアラン・コーン氏らが行った次の実験です。

財布に入っていた現金の総額によって、財布が持ち主に戻ってくる可能性は変わるのか調査

研究チームは40か国355都市を対象とする大規模な実験を行った

落とした財布が届け出られる確率は世界平均で40%で、財布に現金が入っている場合は同51%にまで上昇した。

引用:AFP

現金が入っていない場合が40%、現金が入っていると51%に上がるというのが、この調査の結果です。この調査に日本は含まれていないので、日本ではもう少し高い可能性もあります。

 

実際、届けられた現金の約7割が持ち主に戻っています

もう1つ、日本の実際のデータもお伝えします。

 

警視庁が公表している「遺失物取扱状況」によると、2025年の1年間で東京都内の警察に届けられた現金は、約45億円でした。

 

そして、そのうち約32億円が持ち主のもとに戻っています

2025年・東京都内 実数
警察に届けられた現金 4,508,824,075円
そのうち持ち主に返還された金額 3,229,585,264円
警察に届けられた落とし物 4,750,389点
そのうち持ち主に返還された点数 1,334,011点

出典:警視庁「遺失物取扱状況」

 

これは「警察に届けられたもの」が分母の数字なので、「落とした財布が戻ってくる確率」そのものではありません。ただ、届けられさえすれば、現金は高い割合で持ち主に返っているということは言えます。

 

傘や衣類と違って、財布には持ち主の手がかり(免許証、カード、診察券)が入っています。だからこそ、届けられた時に持ち主が特定されやすいのです。

 

落とし物は3か月保管されます

「もうダメかもしれない」と思うのはまだ早い、というお話もしておきます。

 

警察に届けられた落とし物は、3か月保管されます。この3か月の間に持ち主が現れなければ、拾ってくれた人のものになります。

 

つまり、今日見つからなくても、まだ3か月あります

 

出典:警察庁 遺失届情報サイト

 

もちろん、待っているだけではいけません。財布がいつ戻ってきても良いように、そして戻ってこなくても被害が出ないように、これからお伝えする7つの手順を進めていきましょう。

 

財布を無くした時にやること【7つの手順】

財布を無くした時にやること【7つの手順】

やることを先に並べます。

  1. 無くした可能性がある場所を探す
  2. 交番または警察署に遺失届を出す
  3. クレジットカード・キャッシュカードを止める
  4. マイナンバーカードを一時停止する
  5. 運転免許証を再交付してもらう
  6. 保険証(資格確認書)の手続きをする
  7. ポイントカードを止める・再発行する

急ぐ順に並べてあります。 特に3と4は、時間が経つほど被害が出る可能性があるので優先してください。

 

それでは1つずつお伝えしていきます。

 

手順1:無くした可能性がある場所を探す

手順1:無くした可能性がある場所を探す

すでに探した後かもしれませんが、まずは財布を無くしたかもしれない場所を探してみて下さい。

 

思い出すときは、次の順番で記憶をたどると出てきやすいです。

  • 最後に財布を開けたのはどこか(支払いをした場所)
  • そのあと立ち寄った場所を、時間順に並べる
  • 座った場所(電車、カフェ、トイレ、車の座席)
  • 上着やカバンの、いつもと違うポケット

お店の場合は、受付や落とし物センターに聞くと教えてくれます。駅の場合は、駅員さんに聞いてみて下さい。

 

財布を無くしたかもしれない場所を探しても見つからない場合は、近くの交番や警察署へ行き、財布が届けられていないか確かめてみて下さい。

 

手順2:交番または警察署に遺失届を出す

手順2:交番または警察署に遺失届を出す

財布を無くしたと思われる場所を探しても見つからない場合は、近くの交番または警察署に聞いてみましょう。

 

親切な人が拾った財布を、交番に届けてくれている可能性もあります。

 

もし交番に届けられていない場合は、「遺失届」というものを提出することで、財布が見つかった時に連絡をもらうことができます。

 

このとき、受理番号を必ず控えておいてください。あとで出てくるマイナンバーカードの手続きなど、他の手続きで聞かれることがあります。

 

遺失届を出したあと、財布が見つかった場合は届けを取り下げる必要があります。その方法は記事の後半でお伝えしているので、財布が見つかった際に参考にして下さい。

 

警察に届けを出したら、カード類を止める手続きに進みましょう。

 

手順3:クレジットカード・キャッシュカードを止める

手順3:クレジットカード・キャッシュカードを止める

ここからが本番です。 カードを止めるまでの間に使われてしまうと、実際にお金が動いてしまいます。深呼吸しながらで構わないので、電話をかけていきましょう。

 

クレジットカードは、カード会社に連絡して利用停止

クレジットカード会社は、24時間365日いつでも連絡できる紛失・盗難の専用窓口を開設しています。夜中でも、休日でも大丈夫です。

 

以下は、主なクレジットカード会社の紛失・盗難受付窓口です。スマホの方はタップするとそのまま電話がかけられます。

カード会社 紛失・盗難時の連絡先 受付時間
三井住友カード 0120-919-456(繋がらない場合 06-6445-3530 24時間・年中無休
JCBカード 0120-794-082 24時間・年中無休
オリコカード 0120-828-013(携帯電話以外から)/0570-080-848(携帯電話から・有料) 24時間・年中無休
イオンカード 0570-079-110(有料)/043-331-0100(有料) 24時間・年中無休
楽天カード 0570-06-6910(有料)/繋がらない場合 092-474-9256(有料) 24時間・年中無休
アメリカン・エキスプレス(グリーン・カード) 0120-020120(通話料無料の番号が使えない場合 03-6625-9100 24時間・年中無休

※アメリカン・エキスプレスは、お持ちのカードの種類によって窓口が分かれています。上記はグリーン・カード会員向けの番号です。他のカードをお持ちの方は公式サイトの紛失・盗難ページからご確認ください。

 

上の表にないカードをお使いの場合は、ネットで「カード会社名+紛失」と検索すると専用窓口が出てきます。

 

電話が繋がったら、カードを止めてもらうと同時に、利用明細に身に覚えのない請求がないかも確認しておきましょう。 万が一不正に利用されていた場合は、その場で「不正に利用された」と伝えて下さい。カードに付いている補償の範囲であれば補償されます。

 

キャッシュカードは金融機関に連絡

財布にキャッシュカードを入れていた場合は、取引先の金融機関に連絡して、カードの利用停止手続きをしましょう。

 

「勝手に使われてお金を引き出されたらどうしよう」と不安になるかもしれません。預貯金の場合は預金者保護法という法律があり、一定の条件を満たせば被害額を補償してもらえます。落ち着いて手続きを進めれば大丈夫です。

 

以下は、紛失・盗難の受付窓口です。

金融機関 連絡先 受付時間
三菱UFJ銀行(喪失受付センター) 0120-544-56503-5637-0875(有料) 24時間365日(毎月第2土曜21:00〜翌朝6:40を除く)
ゆうちょ銀行(カード紛失センター) 0120-794889(通話料無料)/海外から 045-279-6201(有料) 年中無休・24時間

その他の金融機関をお使いの方へ。 銀行によって窓口の名称も番号も異なるため、この記事では確認できたものだけを掲載しています。お使いの銀行の公式サイトで「紛失・盗難」のページを開いて、そこに書かれている番号におかけください。まとめサイトに載っている番号ではなく、必ず銀行の公式サイトで確認してください。

 

なお、キャッシュカードを再発行しても口座番号は変わりません。 引き落としに使っている口座でも、特別な手続きは不要です。

 

再発行には手数料がかかる場合があります。参考までに、三菱UFJ銀行は1枚1,100円(消費税込)と公式サイトに記載されています。金額は銀行によって異なるので、手続きの際に確認してください。

 

手順4:マイナンバーカードを一時停止する

マイナンバーカードを財布に入れていた方は、これを最優先でやってください。

 

今のマイナンバーカードは、健康保険証の役割も兼ねています。身分証明書としても使えるため、悪用されると影響が大きいカードです。

 

一時停止の連絡先はこちらです。

窓口 連絡先 受付時間
マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178(音声ガイダンス2番) 紛失・盗難による一時利用停止は24時間365日

電話をすると、カードの機能を一時的に停止してもらえます。

 

このとき、手順2で控えた警察の受理番号が必要になります。マイナンバーカード総合サイトにも「警察に遺失届・盗難届を出していただき、受理番号を控えてください」と明記されています。まだ遺失届を出していない方は、先に手順2を済ませてください。

 

再交付の手続きは、住民登録のある市区町村の窓口で行います。必要なものは自治体によって異なるので、お住まいの市区町村にご確認ください。

 

出典:マイナンバーカード総合サイト

 

手順5:運転免許証を再交付してもらう

手順5:運転免許証を再交付してもらう

運転免許証を財布に入れていた場合は、再交付の手続きをしましょう。

 

再交付ができる場所

  • 警察署
  • 運転免許センター
  • 運転免許試験場

警察署で再交付してもらう場合は、地域によって受付時間が変わります。お住まいの都道府県警のサイトで確認してみて下さい。

 

再交付にかかる手数料

 

手数料は2025年3月24日に改定されています。警視庁が公表している金額は以下のとおりです。

手続きの内容 手数料
運転免許証の再交付 2,600円
マイナ免許証の再記録 1,500円
運転免許証とマイナ免許証の2枚をお持ちの場合の再交付 2,700円
仮運転免許証の再交付 1,050円

出典:警視庁

 

手数料は都道府県によって異なる場合があります。最新の金額は、お住まいの都道府県警の公式サイトでご確認ください。

 

なお、マイナ免許証そのものの再交付は警察では受け付けていません。マイナンバーカードの再交付になるため、お住まいの自治体の窓口が窓口になります(手順4を参照)

 

再交付の手続きに必要なもの

  • 手数料
  • 本人確認書類
  • 写真1枚(縦3cm、横2.4cm)
  • 再交付申請書
  • 紛失顛末書

申請書と顛末書は窓口に用意されています。印鑑が必要かどうかは地域によって異なるので、事前に確認しておくと安心です。

 

運転免許証を無くしていると、本人確認書類を用意するのが大変かもしれません。パスポート、マイナンバーカード、住民票、資格確認書、公共料金の明細などを用意しましょう。顔写真がないものは、2点用意できると受付で不備を指摘されにくくなります。

 

手順6:保険証(資格確認書)の手続きをする

手順6:保険証(資格確認書)の手続きをする

ここは制度が大きく変わった部分なので、少し丁寧にお伝えします。

 

以前は「保険証を無くしたら再発行してもらう」というのが当たり前でした。しかし、従来の健康保険証は2024年12月2日に新規発行が終了しています。経過措置として使えていた古い保険証も、2025年12月1日で期限が切れました。

 

つまり今は、「保険証の再発行」という手続き自体がありません

 

現在は次の2つのどちらかになります。

 

マイナ保険証(マイナンバーカード)を使っている方

保険証の代わりにマイナンバーカードを使っている方は、手順4のマイナンバーカードの手続きがそのまま保険証の手続きになります。一時停止をして、市区町村で再交付を受けてください。

 

再交付までの間、医療機関にかかる必要がある場合は、加入している健康保険の窓口(勤務先または市区町村の国民健康保険担当)に相談してください。

 

マイナ保険証を持っていない方

マイナ保険証を持っていない方には、「資格確認書」というものが交付されています。これを無くした場合は、交付の申請をすることになります。

 

申請先は、加入している保険によって変わります。

加入している保険 手続きの窓口
会社員(健康保険組合・協会けんぽ) 勤務先の担当部署を通して申請
自営業・フリーランス(国民健康保険) お住まいの市区町村の国民健康保険の窓口
家族の扶養に入っている方 保険に加入している家族を通して申請

出典:政府広報オンライン日本年金機構

 

手続きの細かい流れは加入先によって異なります。まずは勤務先か市区町村の窓口に電話して、「資格確認書を無くしたので手続きしたい」と伝えるのが一番早いです。

 

手順7:ポイントカードを止める・再発行する

手順7:ポイントカードを止める・再発行する

Vポイントカード(旧Tカード)やnanacoカードなどのポイントカードを財布に入れていた場合は、再発行または利用停止の手続きをしましょう。

 

補足しておくと、2024年4月22日にTポイントとVポイントが統合され、「青と黄色のVポイント」になりました。手元にあるプラスチックのTカードは統合後もそのまま使えますが、サービス名は「Vポイント」に変わっています。

 

ポイントカードは、ネットで「カードの名前+紛失」と検索すると、カードごとの対処方法が出てきます。

 

カードによっては再発行によってポイントが無くなってしまう場合もありますが、引き継げるカードもあるので手続きをしてみて下さい。

 

ここまでで、緊急性の高い手続きは終わりです。 ここからは、余裕ができてからで構いません。

 

補足:信用情報機関に本人申告をしておく

補足:信用情報機関に本人申告をしておく

運転免許証やマイナンバーカードを無くすと、「個人情報を悪用されないか心配」と思うかもしれません。

 

そのような不安を解消するために、個人信用情報機関に本人申告をしておくと安心です。

 

本人申告をしておくと、あなたの個人情報を悪用してクレジットカードやローンを申し込まれた時に、審査の段階で気付いてもらえる可能性が高くなります。

 

以下の3つの機関に申告しておきましょう。

詳しい申請方法は、上記の公式サイトで確認して下さい。

 

手元にお金が無くて帰れない時は

財布を落として、電車賃も無い。そんな状況の方もいるかもしれません。

 

その場合は、最寄りの交番で相談してみてください。帰宅するための最低限の費用を立て替えてもらえる制度があります。

 

ただし、扱える金額や条件は都道府県によって異なります。「いくら借りられる」と決まっているものではないので、まずは事情を正直に話してみるのが一番です。氏名・住所・連絡先を伝える必要があります。

 

なお、これは貸してもらうお金なので、後日必ず返しに行きましょう

 

財布が見つかった時にやること

警察に遺失届を出した後で財布が見つかった場合、やることは3つあります。

 

1:遺失届を取り下げる

財布が見つかった場合は、遺失届を取り下げておきましょう。

 

届出の取り下げは任意なので、あえてやらなくても構いませんが、取り下げておくと警察の手間が減ります。届出の取り下げ方法は、警察署のサイトで確認して下さい。

 

2:再交付した免許証がある場合は古い方を返納する

運転免許証を再交付してから財布が見つかった場合は、古い方の免許証を返納しておきましょう。

 

免許証の返納は道路交通法でも定められているので、必ず返納してください。

 

3:古いクレジットカード・キャッシュカードを処分する

カードを再発行してから財布が見つかった場合は、古いカードはハサミで切って処分しておきましょう。

 

ICチップと磁気ストライプの部分を切るのがポイントです。個人情報が気になる場合は、シュレッダーにかけるか、細かく切って複数のゴミ袋に分けて捨てて下さい。

 

拾ってくれた人へのお礼(報労金)について

財布を届けてくれた人には、お礼(報労金)を渡すことができます。というより、遺失物法という法律で、拾った人には報労金を請求する権利が認められています。

 

金額の目安は次のとおりです。

拾われた場所 報労金の割合
路上など 落とし物の価値の5%〜20%
駅・デパートなどの施設の中 施設と折半になるため2.5%〜10%

出典:警察庁 遺失届情報サイト

 

なお、拾った人が報労金を請求できるのは、財布が持ち主に返された後1か月以内と定められています(遺失物法第29条)

 

拾ってくれた人が匿名を希望する場合や、報労金を辞退する場合もあります。その時は、お礼の気持ちだけでも警察を通して伝えてもらうと良いでしょう。

 

財布を二度と落とさないために

ここまでの手続き、本当にお疲れさまでした。

 

一度この思いをすると、「もう二度とやりたくない」と強く思うはずです。その気持ちが残っているうちに、対策をしておくことをおすすめします。

 

なぜ財布は落ちるのか

財布を落とす原因の多くは、ズボンの後ろポケットに、厚い財布を入れていることです。

 

厚みのある長財布や二つ折り財布は、座ったり立ったりするたびに少しずつせり上がってきます。しかも後ろポケットは視界に入らないため、抜け落ちても気付けません。

 

つまり対策は、次の3つに整理できます。

 

対策1:カード型の紛失防止タグを財布に入れておく

スマートフォンと連動して、財布の位置を知らせてくれるタグがあります。財布に入れるなら、カードサイズの薄型タイプを選んでください。

製品 特徴
MAMORIO CARD(第2世代) 厚さ1.65mm・重さ約11g。電池寿命は約4年で交換不要。IP68相当の防水防塵。iPhone・Android両対応。価格は6,600円
Tile Slim カード型。2024年モデルでBluetoothの接続範囲が約150mに拡大
Eufy SmartTrack Card カード型。Appleの「探す」アプリで一元管理できる

Apple純正のAirTagは丸い形状のため、財布に入れる用途では厚みが出てしまいます。財布用ならカード型を選びましょう。

 

ただし、過度な期待はしないでください。 これらのタグの多くは、他の利用者のスマートフォンとすれ違うことで位置情報が更新される仕組みです。そのため、人通りの少ない場所に落とした場合は反応しません。

 

「絶対に見つかる道具」ではなく、「見つかる可能性を上げる保険」として考えるのが正しい使い方です。

 

対策2:財布そのものを落ちにくい形に変える

根本的な対策は、厚みを減らすことです。

 

財布が薄くなれば、ポケットからせり上がる動きが起きにくくなります。ポケットに入れず、カバンの中の決まった場所に入れる習慣もつけやすくなります。

  • 小さい財布・ミニ財布:厚みが減り、ポケットの中で動きにくい
  • キャッシュレス対応の薄型財布:カードと少額の現金だけを持つ形。落とした時の被害も小さくなる
  • チェーンホール付きの財布:ウォレットチェーンを付ければ物理的に落ちない

財布の買い替えを考えている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

 

対策3:現金とカードを1か所にまとめない

最後は、財布を落とした時の被害そのものを小さくする考え方です。

  • クレジットカードは1枚だけ財布に入れ、予備は自宅に置く
  • マイナンバーカードは普段持ち歩かず、必要な時だけ持ち出す
  • 交通系ICカードはスマートフォンに入れておく
  • 少額の現金をカバンの別の場所に分けて入れておく

こうしておけば、財布を落としても「今日帰れない」という事態は避けられます。

 

まとめ

財布を無くすと、焦ってパニックになるものです。カードを使われたらどうしよう、お金を引き出されたらどうしようと、不安が頭の中をグルグル駆け巡ります。

 

でも、やることは決まっています。

  1. 無くした可能性がある場所を探す
  2. 交番または警察署に遺失届を出す(受理番号を控える
  3. クレジットカード・キャッシュカードを止める
  4. マイナンバーカードを一時停止する
  5. 運転免許証を再交付してもらう
  6. 保険証(資格確認書)の手続きをする
  7. ポイントカードを止める・再発行する

上から順番に、1つずつ進めていけば大丈夫です。

 

そして、中身の入った財布が届けられる確率は51%。警察に届けられた現金の多くは、実際に持ち主のもとへ戻っています。落とし物は3か月保管されます。

 

まだ望みはあります。手続きを進めながら、連絡を待ちましょう。

 

すべての手続きが終わって落ち着いたら、二度と同じ思いをしないための対策も考えてみてください。薄い財布に変えるだけでも、落とすリスクはかなり下がります。